• 2026年8月15日
  • 2026年8月16日

インフルエンザ予防接種のご案内

皮下注射と経鼻ワクチン

いつもの注射と、針を使わない鼻スプレー。

当院では、従来の「注射型インフルエンザワクチン」に加え、鼻にスプレーする経鼻ワクチン「フルミスト®」をご用意しています。

お子さまの年齢や体質、注射への苦手意識などに合わせてお選びください。


それぞれのワクチンのまとめ

注射型ワクチンフルミスト
当院での対象年齢3歳以上の小児~成人2歳以上19歳未満
(2~18歳)
接種方法腕への皮下注射左右の鼻にスプレー
ワクチンの種類不活化ワクチン弱毒生ワクチン
接種回数3歳以上13歳未満の方:2回
13歳以上の方:1回
1シーズン1回
針を刺す痛みありなし
予約方法Webまたは電話Webのみ
料金1回 3,500円(税込)
満65歳以上の姫路市民の方:1,500円
市民税非課税世帯の方
または生活保護受給世帯の方:無料
7,500円(税込)

※注射型ワクチンは製剤上、生後6か月以上が接種対象ですが、当院では安全性と接種体制を考慮し、3歳以上の方のみ接種を行います
※フルミストは入荷数に限りがあります。予定数に達した時点で、予約受付を終了する場合があります。
※自治体ホームページで助成制度をご確認ください。


予約・接種スケジュール

  • Web予約開始:9月15日(火)13時ごろ
  • 接種開始:10月1日(木)
  • 接種期間:在庫終了まで

注射型ワクチンのご予約

3歳以上の小児から成人の方が対象です。

Web(24時間)またはお電話(079-233-2026 診察時間内のみ)でご予約いただけます。

フルミストのご予約

※予約画面では「注射型」と「フルミスト」の選び間違いにご注意ください。


注射とフルミスト、どちらを選ぶ?

フルミストをおすすめする場合

  • 2~18歳で、注射が苦手な方
  • 針を刺す痛みを避けたい方
  • 1シーズン1回で接種を終えたい方

注射型ワクチンをおすすめする場合

  • 19歳以上の方
  • 喘息や喘鳴がある方
  • 免疫機能に異常がある方
  • 妊娠中の方
  • ご家族など身近な方に重度の免疫不全の方がいる場合
  • 医師が注射型ワクチンのほうが適していると判断した場合

日本小児科学会では、2歳以上19歳未満の方について、注射型ワクチンとフルミストのどちらも同等に推奨しており、予防効果に明確な優劣は確認されていないとしています。

年齢、体質、基礎疾患などを踏まえて、ご本人に合った方法を選ぶことが大切です。

参考:日本小児科学会「経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方」


注射型インフルエンザワクチン

長年使用されている不活化ワクチンです。

幅広い年齢で使用されており、基礎疾患や喘息がある方、妊娠中の方などにも接種を検討できます。

当院での対象・料金

  • 対象年齢:3歳以上
  • 接種回数:年齢、接種歴、健康状態などにより1~2回
  • 3,500円(税込)
  • 満65歳以上の姫路市民の方:1,500円
  • 市民税非課税世帯の方または生活保護受給世帯の方:無料
  • 自治体の助成制度:姫路市高齢者インフルエンザ予防接種のホームページをご参照ください。
  • 予約方法:Web予約もしくは電話予約

重要なお知らせ

当院では、安全性および接種体制の観点から、注射型インフルエンザワクチンは3歳以上の方のみを対象としています。

3歳未満のお子さまへの注射型ワクチン接種は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。(フルミストは2歳のお子様にも対応しています。)


針を使わないインフルエンザワクチン「フルミスト」

鼻にシュッ。1シーズン1回で完了します

フルミストは、弱毒化したインフルエンザウイルスを使用した「経鼻弱毒生ワクチン」です。

1回の接種で、左右の鼻腔に0.1mLずつ、合計0.2mLを噴霧します。接種時に鼻から強く吸い込む必要はありません。

鼻やのどは、インフルエンザウイルスの主な入り口です。フルミストは鼻の粘膜で免疫反応を起こし、粘膜の免疫と全身の免疫を誘導すると考えられています。

対象・料金

  • 対象年齢:2歳以上19歳未満(2~18歳)
  • 接種回数:1シーズン1回
  • 接種料金:7,500円(税込)
  • 予約方法:Web予約のみ

フルミストのメリット

  • 注射針を使用しないため、針を刺す痛みがありません
  • 年齢にかかわらず、1シーズン1回で完了します
  • 注射が苦手なお子さまの心理的負担を軽減できます
  • 鼻の粘膜で免疫反応を起こすことが期待されます

※鼻の中へのスプレーによる違和感を感じることがあります。

※どのワクチンも、インフルエンザの発症を完全に防ぐものではありません。

デメリット・注意点

  • 接種できる年齢が2~18歳に限られます
  • 生ワクチンのため、健康状態や使用中の薬によっては接種できません
  • 鼻水や鼻づまりなど、風邪に似た副反応が比較的多くみられます
  • 喘息のある方には、注射型ワクチンをおすすめする場合があります
  • 接種後、ワクチンウイルスが周囲の方へ伝わる可能性があります
  • 入荷数が限られるため、早めに受付を終了する場合があります
  • 接種後しばらく(数日~4週間程度と推測されています)は鼻腔からワクチンウイルスが検出される可能性があるため、発熱など生じた際、インフルエンザ迅速検査が陽性になっても、本当に罹患したのか、ワクチンによるものなのか、判断が難しくなる可能性があります

フルミストの副反応

国内臨床試験では、主に次の副反応が報告されています。

  • 鼻づまり・鼻水:59.2%
  • 咳:27.8%
  • のどの痛み:17.9%
  • 頭痛:11.2%
  • 発熱、だるさ、筋肉痛、食欲低下など

多くは一時的な症状ですが、まれにショックやアナフィラキシーなどの重大な副反応が起こる可能性があります。

接種後に、息苦しさ、全身のじんましん、顔や唇の腫れ、強いふらつき、意識の変化などがみられた場合は、すぐに医療機関へご連絡ください。

参考:PMDA「フルミスト点鼻液 添付文書」


フルミストを接種できない方

次に該当する方は、フルミストを接種できません。

  • 2歳未満または19歳以上の方
  • 明らかな発熱がある方(通常37.5℃以上)
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • フルミストの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 明らかな免疫機能の異常がある方
  • 免疫を抑える治療を受けている方
  • 内服または注射の副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制薬を使用している方
  • 妊娠している方
  • 授乳中の方
  • 妊娠可能な方は、接種前約1か月間と接種後約2か月間の避妊が必要です
  • その他、医師が接種不適当と判断した方

予約前にご相談ください

次に当てはまる方は、フルミストを予約する前に当院へご相談ください。

  • 喘息がある、または最近喘鳴があった
  • 卵、鶏肉、ゼラチン、ワクチン成分などにアレルギーがある
  • 心臓、腎臓、肝臓、血液などの基礎疾患がある
  • 発育について医師や保健師の指導を受けている
  • 過去にけいれんを起こしたことがある
  • 過去の予防接種後2日以内に発熱や全身の発疹があった
  • 本人または家族に免疫不全症の診断歴がある
  • 妊娠の可能性がある、または授乳中である
  • 抗インフルエンザ薬を最近使用した、または使用予定がある
  • アスピリンなどのサリチル酸系医薬品、ジクロフェナク、メフェナム酸を使用している
  • ご家族など身近な方に重度の免疫不全の方がいる
  • 鼻水や鼻づまりが強い

日本小児科学会は、喘息のある方、授乳中の方、身近に免疫不全の方がいる場合などには、注射型ワクチンを推奨しています。


接種当日のご案内

お持ちいただくもの

  • 診察券
  • 記入済みの予診票(お持ちの場合)
  • マイナ保険証または資格確認書
  • 医療証・助成券など
  • お薬手帳

※来院前に体温を測定し、予診票への記入をお済ませください。

※保護者の同伴について:未成年の方は保護者の同伴をお願いいたします。

フルミストをご予約の方へ

鼻水や鼻づまりが強い場合、薬液が鼻の粘膜へ十分に届かない可能性があります。当日の状態によっては、接種の延期や注射型ワクチンへの変更をご案内する場合があります。

大泣きするなど、安全に噴霧することが難しい場合も接種できないことがあります。あらかじめお子さまへ「鼻にスプレーするワクチン」とお伝えください。


接種後の注意

  • 接種当日は激しい運動を避けてください
  • 通常接種後30分は施設内もしくはお車で待機するか、ただちに医師と連絡をとれるようにしておいてください
  • 高熱、けいれん、息苦しさなどの異常があれば、速やかに受診してください
  • フルミスト接種後1~2週間は、重度の免疫不全の方との密接な接触を可能な限り避けてください
  • 他の医療機関を受診する場合は、フルミストを接種したことを医師または薬剤師へお伝えください

よくあるご質問

フルミストと注射では、どちらがよく効きますか?

現在、両者の予防効果に明確な優劣は確認されていません。注射への苦手意識、年齢、喘息や基礎疾患の有無などを踏まえてお選びください。

フルミストは本当に痛くありませんか?

注射針を使用しないため、針を刺す痛みはありません。ただし、鼻へスプレーするときに違和感を感じることがあります。

接種は何回必要ですか?

フルミストは、2~18歳のすべての方が1シーズン1回です。注射型ワクチンは、年齢などによって1~2回接種します。

フルミスト接種後に風邪のような症状が出ることはありますか?

接種後に、鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、発熱などが出ることがあります。多くは一時的な症状です。

フルミストは鼻水や鼻づまりがあっても接種できますか?

軽い症状であれば接種できる場合がありますが、症状が強い場合は十分に噴霧できないことがあります。当日の診察で判断します。

喘息があっても接種できますか?

喘息の状態によって判断が異なります。日本小児科学会は、喘息のある方には注射型ワクチンを推奨しています。予約前にご相談ください。

家族で違うワクチンを選んでも大丈夫ですか?

問題ありません。「注射が苦手なお子さまはフルミスト、ご家族は注射型」という選び方もできます。

他のワクチンと一緒に接種できますか?

医師が必要と判断した場合は、他のワクチンとの同時接種が可能です。接種予定がある方は、予約時または診察時にお知らせください。


参考資料

このページは、PMDA「フルミスト点鼻液 添付文書・ワクチン接種を受ける人へのガイド」および日本小児科学会の見解を参考に作成しています。

実際の接種可否は、当日の問診・診察をもとに医師が判断します。

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